ナポリに敗れたインテル
FWゴンザロ・イグアインの2ゴールに、終了間際にバーを2度叩いたインテルの猛攻。いろいろと熱かった首位対決のナポリ対インテルだったが、関係者は試合後にもヒートアップしていた。DF長友佑都に下された、2度のイエローカードをめぐってだ。36分、中盤のプレッシャーが薄いところでチャンスをつくろうとしたナポリFWホセ・マリア・カジェホンを倒し、プレーが続行された後で警告をもらう。45分にはレイトタックルでMFアランを削ってしまい、2度目の警告が出された。
「フェリペ・メロ、ムリージョと続いて今日は長友。誰か(主審)が目立とうとするから、被害を受けることになった。11人対11人であれば負けなかった」とはピエロ・アウジリオSD。さらにロベルト・マンチーニ監督は長友を擁護しつつ、舌鋒激しくダニエレ・オルサート主審を批判する。「ファウルにもならないようなタックルで、前半のうちにイエローを出されては影響が出る。審判にはもう少し注意をしてもらいたい。カジェホンのはシミュレーションだ。背中を手で触られただけのくせに、トラクターにでもはねられたように痛がっていた」。もっとも――立場としては半ば当然ながら――ナポリのマウリツィオ・サッリ監督は「カジェホンに対する長友のファウルはあった。マンチーニ監督は違うものを見ていたかもしれないが、私は近くから見ていた」と語っている…
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(BLOGOLA編集部)
2015/12/03 10:33