今節、アウェイで大分戦に臨む2位・磐田。
3位・福岡と同じ勝ち点でこの試合を迎える。前節終了時点での得失点差では『5』のリードがあり、勝てば、J1昇格を大きく手繰り寄せることができる。
是が非でも勝ち点3が欲しい状況。試合2日前の紅白戦では櫻内渚、または藤田義明を前線へ上げ、1トップの森島康仁とともに“ターゲット”とするパワープレーもテストした。名波浩監督は「ジェイがこういう状況で、残り10分あたりからどういう戦い方をするか、ということ」とその狙いを説明している。
「選択肢の一つということ。得点に絡むことができればと思う」と感想を語ったのは櫻内。また、藤田は「前線で起用されることがあれば、得点に絡む動き、潰される動きをガムシャラにしなければいけない」と口元を引き締めた。
指揮官が「“42分の1”というより、“一発勝負”」と語る大一番。J1昇格という今季の目標を達成するために、なりふり構わず勝利を目指す。
(磐田担当 南間健治)
2015/11/23 07:00