磐田と千葉に連敗し、J1昇格プレーオフ圏内入りへチームが厳しい状況に立たされている中、「なんか明日はやれそうな気がする」と語るのは安西幸輝である。根拠はない。だが、「群馬(明治安田J2第31節/3○1)のときもそうだったし、なんかやれるなというのがあるので、気分的に大丈夫だと思う」と自信を見せた。
もちろん、「ジェフ戦(第40節・千葉戦/0●1)とジュビロ戦(第39節・磐田戦/0●3)を比較すると、磐田のほうが仕掛けている回数とか裏を取る回数が多かったが、ジェフのときは自分のもらう位置が低かったりとか、フリーなのにパスをしたりとかがいっぱいあった」と反省している面はある。それでも、「この2試合ですべて決まるので、なにがなんでも勝ちたい。2勝したチームがプレーオフに行くと思うし、そこにプレッシャーも感じていない」と視線は前向きだ。チームが苦境に立たされるときだからこそ、根拠のない自信も大切だろう。予感が的中することを期待したい。
(東京V担当 石原遼一)
2015/11/13 19:48