北川航也が前節・柏戦(0●3)で通算試合出場時間450分に到達し、プロA契約を勝ち取った。しかし、浮かれた様子はまったくない。「A契約になったからどうこうということはない」と、あくまで通過点という認識だ。
北川のプロ生活スタートとなったのは今季のナビスコカップ開幕戦(1●3)、相手は山形だった。52分から途中出場を果たしシュート0本に終わったものの、「あのときより全体的にレベルアップしていると思う」と、8ヶ月で自信を付けてきた。
今節・山形戦は、それを試す良い機会にもなる。
「体の強さを見せること、最終ラインとの駆け引き、シュートを思い切り打つところは出していかなければいけない」
「来季のスタート」(田坂和昭監督)となる試合で「デビュー戦のワクワクした気持ち」(北川)を忘れず、リーグ戦初ゴールを狙う。
(清水担当 田中芳樹)
2015/11/06 16:44