明治安田J2第39節・北九州戦(2○1)で直接FKを沈め、勝利に大きく貢献した伊藤優汰。初めての直接FKのゴールを、「うれしかった」と笑顔で振り返る。
このゴールには隠れた功労者がいた。ペナルティーエリアすぐ外のFKスポットに、GKの清水圭介が猛ダッシュ。相手GKのクセをアドバイスしていた。伊藤も、「(山瀬)功治さんと話をしていて、後ろを見たら圭介くんがいた。『何で?』って思った(笑)」と驚いたそう。これにはさらに裏話があり、「(第35節・)群馬戦で、功治さんが蹴るときに言いに行こうとしてやめたみたい。そのときは外れて、『次は絶対に言おう』と思ったらしくて、わざわざ来てくれた」のだとか。
現在、伊藤は2試合連続ゴール中。「点を取るためにペナルティーエリアに入ることを意識している」と、ゴールへの意識はいままで以上に高い。古巣・愛媛との対戦となる8日の明治安田J2第40節でも、伊藤のゴールを期待してもよさそうだ。
(京都担当 川瀬太補)
2015/11/05 15:40