3日、関西ステップリーグ2015の関西学生選抜戦(2●3)が舞洲ヤンマーグラウンドで行われた。
この試合に先発し、77分間出場したのが酒本憲幸。C大阪U-18の選手3人とディフェンスラインを組む難しさはあったと思われるが、「勝ちたかったけど、自分自身、久しぶりの試合だったので、楽しかった」と試合を振り返った。
ここに来てトップチームでの出場機会が減っている中、「そこは競争の世界なので。自分がスーパーな選手なら起用されているはずだし。こういうときにどれだけサッカーというか、自分のプレーと向き合って日々を過ごせるかということは、いつも自分に言い聞かせています」と話す。
チーム状況については、「悪くないけど、一回スカッと内容も結果も付いてくる試合ができれば思い出すというか、『よっしゃ、行こう!』という雰囲気になってくると思う」と見ている。「そういう意味では、次の金沢戦、ホームで一回負けているので、スカッと勝ちたいですね」と続けた。
最後に、「こういうときにチームの力になりたいですけどね」と本音ものぞかせながら、「ピッチ上が一番だけど、(自分が)どんな状況でもチームを全力で応援しますよ!」と明るく振る舞い、クラブハウスに引き上げていった。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/11/03 19:18