前節・福岡戦(0●3)の敗戦で、プレーオフ圏内との勝ち点差は『8』へと広がった。残り4試合で全勝したとしても最大12点の積み上げと現実的には厳しい状況だが、可能性がある限り諦めるわけにはいかない。
冨田大介は「こういう状況でも真面目にやる選手がいるチーム。ただ、どこかの状況でもう一皮向けなければいけないと思いますし、この状況がそのタイミングだと思います」と話す。
以前にも冨田は「昨年J1で悔しい思いをして、J2に落ちたという経験があります。その場に自分自身はいませんでしたが、まず去年いなかった選手としてはその当事者意識を全員が持つことが大切だと思います」と、チームについて熱く話してくれた。今季から加入しながらも、昨季に悔しい経験をしたたくさんの人の思いを背負って自分にできることを常に考えてくれている姿が嬉しかった。
ここで凹まずに、最後までチーム全員でチャレンジする姿を見せて欲しい。
(徳島担当 柏原敏)
2015/10/30 19:20