金沢は今節、ホームで北九州と対戦する。
19試合ぶりの勝利を挙げるため、北九州の小松塁、原一樹の2トップを封じなければならない。容易ではないミッションだが、金沢には北九州の2トップをよく知る男がいる。小松と大分時代、原と清水時代にチームメイトだった辻尾真二だ。
辻尾は小松と原を次のように分析する。
「(原は)大学時代から知っている。スピードもあって、シュートがうまい。点を取れるポイントを知っている選手。J2でもコンスタントに10点くらい取っている。試合に出たら点を取る、ゴールに直結するプレーを知っている」
「(小松は)大学時代に選抜でも一緒にやった。デカいけど裏に抜ける動きが得意。スピードもあって、一瞬のスピードも結構ある。何となくクセは分かる」
辻尾は「動き出しは常に(ディフェンスラインの)4人で見て、受け渡しをしながら、一人が背後を取られてもカバーできる位置にいる」ことを、試合のポイントに挙げた。
(金沢担当 野中拓也)
2015/10/22 18:08