FW石原直樹の復帰が少しずつ近づいている。4月に右ひざ前十字じん帯を損傷してから約半年、最近では走るスピードが速くなり軽めにボールを蹴ることも増えていたが、9月30日の練習ではチームのシュート練習に参加。1日も、ゲームに参加しない選手たちが天野賢一コーチの指導の下、行っている別トレーニングに加わった。
石原は久々のシュートについて「まだまだ。痛みはないけど、変なところに当たったり、(ボールにひざを)持っていかれたら嫌だなっていう怖さがまだあるので、振り抜けない」と言いながらも、復帰に近づいていることに関しては「間違いない」と即答。「無理せず、焦らずやっていく」ことが前提ではあるが、「やっていって自信がついていけば大丈夫。1日1日良くなって行くと思う」と前向きに話していた。
また、3月下旬に左アキレス腱断裂の重傷を負ったGK岩舘直もGKトレーニングに参加するまでに回復。チーム全員がそろう日は近そうだ。
(浦和担当 菊地正典)
2015/10/01 19:12