6日の九州産業大との練習試合を振り返る柱谷幸一監督の口から良いパフォーマンスを披露したという意味で何人かの選手の名前が挙がった。そのうちの一人、西嶋弘之に話を聞くと、こんなコメントが返って来た。
「水戸戦(天皇杯2回戦/1●2)の遠征メンバーに入らなかった時点で岐阜戦(明治安田J2第31節)に向けた準備へ気持ちを切り替えました。九産大との練習試合は90分出場しましたが、公式戦とは異なるので疲労もそんなに残っていません。今日のフィジカルトレーニングでも体はよく動きましたし、起用に関しては監督が決めることですが、岐阜戦に向けて良い準備ができています」
西嶋が言う“備え”がどれほどの本気を伴うものなのかは、彼の鼻と右眼の間に残るキズを見て分かるような気がする。
「(水戸戦に帯同しなかった)居残り組で行なった1対1のメニューで小谷(健悟)にひっかかれちゃったんですよね」
厳しく備えた成果は、きっと大きいはずだ。
(北九州担当 島田徹)
2015/09/09 15:54