6月22日以降、駒井善成が天皇杯を含む公式戦13試合でフル出場を続けている。実は昨シーズンも、6月から9月にかけてリーグ戦14試合連続でフル出場を記録。本人も“夏に強い”自覚があるようで、「毎年、春より夏のほうが調子が上がる」と話す。
疲れを溜めない秘けつを聞いてみると、「3、4年前に買ったマッサージ器具で、家に帰ってからも筋肉をほぐしている。小さくて丸型の、みなさんが見たことがないような特殊なやつ。テレビを見ながらとか、それをずっとやっている」との答えが。さらに、「どうしても疲れがあるときは温泉に行って交代浴をする」そうで、そのタフさの裏にあるものは、やはり徹底した自己管理のようだ。
8月30日の天皇杯1回戦では、宮吉拓実、有田光希、伊藤優汰、バヤリッツァらがコンディション調整のためにメンバー外となる中、駒井はフル出場。それでも、「基本的に僕は試合に出たい人」と笑顔を見せる。「マルさん(石丸清隆監督)がずっと試合に出してくれるのは、僕に期待してくれているから。それに応えたいし、チームを勝利に導きたい」と続けた言葉には、チームリーダーとしての自覚がありありと表れていた。
(京都担当 川瀬太補)
2015/09/04 17:24