2日から始まるナビスコカップ決勝トーナメント・準々決勝に向け、練習場にはピリッとしたムードが漂う。J1・2nd第9節・仙台戦(1〇0)、山本康裕のロスタイム弾で劇的勝利を収めた新潟は、その勢いと一体感を持って、第1戦のホーム浦和戦に臨む。
試合はホーム&アウェイ方式。2試合の成績が並んだ場合、得失点差とアウェイゴール数が勝敗に影響するため、ホームでは無失点に抑えておくのが理想だ。
指宿洋史は「トータル180分でしっかり勝ち切ること。その最初の90分をどう戦うかということ」。レオ・シルバも「失点ゼロで押さえれば、われわれにとって有利になる。この2試合を戦うにはインテリジェンスも必要」と捉えている。
リーグ戦で攻守にアグレッシブなサッカーを貫く新潟が、どんな戦いを見せるのかも注目ポイントになりそうだ。
(新潟担当 野本桂子)
2015/09/01 11:20