26日の練習後、林彰洋が高嵜理貴GKコーチと居残り練習に取り組む姿があった。人型のマーカーに布をかぶせ、ブラインドの状況を作り、その外側から巻いてくるシュートに反応するというもの。前節、横浜FM戦(明治安田J1・2nd第8節/1●2)で伊藤翔に喫した1失点目と同じようなシチュエーションだった。
林は「あの場面で『遠いな』って感じてしまって体が動かなかった。そのイメージを取り払うためにっていうのもあるし、体が動くようにと思ってやりました」とその意図を説明していた。
失点が続くチームにあって責任は人一倍、感じている。「今は次の1点を早く取らないと、というのが露骨に出てしまっているし、1-0でリードしているのに焦りになってしまっている」とチームの問題点を指摘する林だがそれも後ろの安定感が備われば落ち着いた試合運びにつながり、問題点は改善できるはず。前節の悔しさをバネに今節こそは無失点での勝利を目指す
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/08/26 15:19