24日の大宮とのトレーニングマッチで、栃木合流後初めて実戦をこなした金子翔太はキレのある動きを披露。
「カウンターの起点だったり、ラストパスだったりを出せたので、これが積み重なればもっとよくなっていけると思う」
充実した表情を見せる金子だが、先週から宇都宮の実家(金子は小2まで宇都宮、その後小6まで今市で過ごした)で両親と暮らし始めたという。
「僕は中学からJFAアカデミーの寮に入って、プロ入り後も清水にいたので、両親と一緒に暮らすのは小6以来。両親も喜んでいるし、自分も嬉しいです」
かつて13歳で親元を離れることを快諾してくれた両親は、プロ入りを強力にサポートしてくれた最大の理解者だ。
「常に『絶対に成功する』と背中を押してくれたし、プロになったときも一番に喜んでくれました。ただ、自分としてはプロで活躍している姿を見せたい。地元でプレーしている今、感謝の気持ちを結果にして恩返しがしたいんです」
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/08/25 07:00