昨季は史上最大となる勝ち点14差を逆転し、リーグ王者に輝いたG大阪。明治安田J1・1stステージ制覇を逃したチームが目指すのはあくまでも年間最多の勝ち点だが、指揮官はその道のりの険しさを自覚済みだ。
「(2ndステージ)6節も終わって、試合数も横並びになったが、年間勝ち点では首位と勝ち点8。選手たちは『8』差ならと思っているかもしれないが、自分たちで調子を上げていかないと追い上げは難しい」(長谷川健太監督)。
昨季は3勝1分1敗で乗り切った8月だが、例年夏に強いはずのチームは7月に思わぬ足踏みを強いられた。ACLの準々決勝も合間に挟む8月に、東アジア杯や天皇杯もある関係でリーグ戦は3試合のみ。2ndステージ制覇も年間最多の勝ち点も今月の巻き返しがカギを握っている。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/08/15 07:39