今節(明治安田J2第28節)の千葉戦は、キンチョウスタジアム5周年の記念試合ということで、C大阪は特別ユニフォームを着用する。1994~96シーズンモデルをイメージさせる、ピンク色をベースとして、袖と襟に水色のラインが入ったデザインだ。この懐かしさ満点の一着について、「歴代の先輩方が着ていたユニフォームなので、より負けられない」と酒本憲幸は語る。
また、試合については、酒本と千葉の左SB中村太亮との主導権争いは試合の大きな見どころとなる。千葉は、左MFの谷澤達也も前節は今季初得点を挙げている。千葉の“左”は強力だ。
とはいえ、C大阪の“右”も負けていない。C大阪の右MF関口訓充も前節に移籍後初得点を奪っている。さらに、前節の前半は酒本のクロスから田代有三がボレーで決定機を作る場面もあった。「(左サイドからの攻撃は)千葉の特長だと思うけど、そこを消しながら、自分たちの良い部分も出したい」(酒本)。
“8・8決戦”は、マッチアップするC大阪の右サイドと千葉の左サイドのバトルが熱くなりそうだ。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/08/06 18:41