明治安田J2第23節・札幌戦(3○1)で起こった脳震とうの影響により、しばらく別メニューが続いていた扇原貴宏だが、今週から全体練習に部分合流。5日の練習では、パス回しなどボールを使ったメニューをこなす姿も見られた。ただし、紅白戦には加わらず、最後はランニングで練習を終えた。
札幌戦から3週間が経過し、メディカルスタッフによると、「医学的にはもう問題はない」とのことだが、「(試合に出るには)もっとコンディションを高めないといけない」と扇原。
5日の紅白戦でボランチの一角に入ったのは秋山大地だった。「前節(愛媛戦/1●2)の試合の夜は(悔しくて)寝られなかった」と語る。「(今節、先発で)出ることになれば、去年、セレッソで初めて先発した試合、天皇杯(準々決勝/0●1)で千葉に負けた時のリベンジの気持ちもある」と闘志を燃やした。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/08/06 07:00