前節の岡山戦(2○1)の試合中に相手選手と激突し、右肩を痛めて負傷交代したキム・ジンヒョン。24日、クラブから、23日に右鎖骨骨折による手術が行われたこと(全治3カ月)が発表された。
キム・ジンヒョンの離脱により、GKは丹野研太と武田博行の2選手だけになった。(特別指定で関西学院大学の村下将梧、2種でC大阪U-18の松原秀模の2人は登録済み)。練習風景に寂しさは拭えないものの、河野和正GKコーチのもと、24日も密度の濃いメニューが行われた。全体練習後の居残り練習を終えて引き上げきた武田は言う。
「アイツがいるときも、自分なりにやれることはやってきたつもり。ここから丹野と力を合わせて覚悟を持ってやっていく。(試合に)出る、出ないに関わらず、チームを盛り上げていきたい。昇格するためにはベンチも一つになることが大事。チームのためにできることをやりたい」
また、離脱を余儀なくされたキム・ジンヒョンについては、「一番アイツが悔しいと思う。しばらくはピッチに立てないかもしれないけど、一緒に戦ってくれているとも思う。アイツもJ1でプレーしたいと思うし、アイツをJ1に連れて行けたらいい。戻ってきたときに、いい報告ができたら」と話し、心中を察しながら、今後もともに戦うことを強調した。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/07/24 19:11