全体練習後に居残り練習を行なう選手は多いが、その中で弓崎恭平(写真)、小谷健悟、梶原夕希也の今季新加入の3人は、大嶽直人コーチの特別メニューでしごかれる毎日だ。
弓崎は負傷、手術によりスタートが出遅れ、4月からチームに合流。その際の体重は70キロだったが現在は65キロ。ただ単に体重を落としただけではなく、厳しい練習で筋力をつけたので、見た目もたくましくなった。
「今は厳しいトレーニングをすることが必要な時期。でも、つらい時もあるので、そういうときは(同じ大学卒ルーキーの)ケンゴ(小谷)と、励まし合っています」
良きライバルの小谷が今季すでにプロデビューを果たしているだけに、弓崎も負けてはいられない。小谷が攻撃のユーテリティー・プレーヤーなら弓崎は守備での多様性が武器。
「メンバー入り、そして試合出場を目指して、まだまだ頑張らないと」。日焼けと厳しい練習で精悍さが増した顔の中で目が鋭く光った。
(北九州担当 島田徹)
2015/07/24 07:00