明治安田J1・2ndステージから採用している3ボランチシステムは、石﨑信弘監督曰く「ワシは(トップ下も含めて)中盤ダイヤモンドのイメージなんじゃけど」というシステムだ。2ndステージが始まって以降、堅く3試合ドローが続いているが、今後勝利を挙げるには3ボランチの攻撃力も不可欠。現在のアルセウ、松岡亮輔、宮阪政樹のボランチタイプの3人の攻撃力を上げることと同時に、そこにより攻撃的な選手を配置することも方法論の一つとなる。
22日の守備のフォーメーション練習では、このダイヤモンドの両サイドに攻撃的な選手も配置された。
日髙慶太は「ディエゴとか(ロメロ・)フランクに入ったときにどんどん自分たちが前に飛び出して攻撃の枚数を増やしていくというイメージ」、汰木康也は「あそこでうまく守備ができるようになれば、あそこから出ていくというイメージは自分もこれから持っていかなきゃ」と慣れないポジションで自分ができる役割を探っていた。
(山形担当 佐藤円)
2015/07/22 19:52