横浜FMから、半年間の期限付き移籍加入が発表された佐藤優平が、22日から合流。オレンジの練習着に身を包み、気温34℃という炎天下ながら、フィジカルトレーニングやミニゲームを軽やかな動きでこなした。
11対11では[4-4-2]の右サイドハーフに入り、細かく動きながらボールに絡み続け、サイドから精度の高いクロスを放つ場面も。佐藤は「中盤の選手なので、運動量が必要。そこで違いを見せられれば」と意欲的だ。柳下正明監督も「攻撃は問題ない。持っているものを出してもらえれば」と期待を寄せる。
現状、降格圏で苦しむ新潟への移籍について「2ndステージで優勝する目標も持てるからいい」と佐藤。「(現状の年間順位)17位は気にしていない。2ndステージで順位を上げればいい。選手としてチャンピオンシップを目指すべきだし、そこを取りにいく。そのチャンスをくれたことに感謝したい」と屈託がない。
梅雨明けとともにやってきた新しい風が、チームを上昇気流に乗せる力になる。
(新潟担当 野本桂子)
2015/07/23 07:00