古林将太の調子が上向いている。
明治安田J1・1stステージの最終節となった松本戦(3○2)では、J1初ゴールを決めて勝利に貢献すると、前節(J1・2nd第1節)の名古屋戦(2○1)は対面の永井謙佑をシャットアウトし、攻撃でもクロスからチャンスを演出するなど、効果的なプレーで存在感を見せた。
そんな古林は自身のコンディションを「60点ぐらい」と評価する。ここ数試合は、前への推進力や自身の特長であるクロスに行く回数も増え、そのプレーには怖さも生まれてきている。ただ、本人は「まだまだ」という言葉が口をつく。前節に関しても「しかけられるところはもっとあった」と課題を挙げ、得点に絡むプレーを増やしていきたい考えを話した。
今節の相手・神戸の森岡亮太は、古林にとってはU-19日本代表時に何度かプレーした経験がある選手。「テクニックがあり、パスが出せる。独特な間合いで抜けていくのは昔からうまかった」と森岡の印象を語った。
中3日と厳しい日程ではあるが、「良い意味で前節の勝利を忘れて、次への準備を整えたい」と古林。2ndステージの好スタートを切るためにも、神戸戦では積極的なしかけに期待したい。
(湘南担当 林遼平)
2015/07/13 19:52