J2開幕が週末に迫り、選手たちの気持ちも徐々に高揚しはじめている。そんな中、岡山に移籍後5回目の開幕を迎えるDF植田龍仁朗は冷静に備えている。
「しっかりといい準備をしようとしか思っていないです。盛り上がりすぎると空回りしちゃうんで、平常心でいこうと思ってます。今年はいい感触を持ってここまできているので、空回らない程度に飛ばしていきたい」と、独特の言い回しで自らをモチベートしていた。対戦相手の長崎はJリーグの初陣。思い切ってぶつかってくることが予想されるが、「岡山もそういう時期あって、僕らもガンガン前から行っていた。チャレンジャーの気持ちを持ってやってくると思うんで、こっちも受けずにチャレンジャーの気持ちを持っていきたい」と植田。
決してあぐらをかくことはなく、そして昨季のリーグ2番目に少ない失点数に抑えた自信は胸に、Jリーグの先輩としての意地を見せるつもりだ。
(岡山担当 寺田弘幸)
2013/02/28 20:09