河原和寿にとって今節は古巣・栃木戦ということに加えて、新潟時代の先輩である本間勲、中野洋司との対戦という大きな楽しみがある。
中野に対しては「洋司さんにはご飯や温泉に連れていってもらったりして、すごく可愛がってもらった。人間の鏡のような人」と尊敬の念を抱き、本間にいたっては尊敬を通り越し「Jリーグで最も好きな選手の一人」という憧れの存在だと話す。「(新潟時代に)紅白戦をやっても、勲さんからはボールを取れる気がしなかった。ボールの置きどころ、トラップの上手さはピカイチだった」と、自身とはポジションが違えど、その才能に惚れていたようだ。
しかし、河原にとっては彼らの新潟時代の印象が強すぎるためか、どうしても「ふたりとも黄色のユニフォームが似合わない(笑)」と違和感があるよう。新潟と同じオレンジ色のユニフォームの「うち(愛媛)に来れば良いのに」と冗談とも本気ともとれる言葉を口にしていた。
(愛媛担当 松本隆志)
2015/07/07 17:35