前節(明治安田J2第21節)の岐阜戦(3○1)で鮮やかな逆転ゴールを決めたプロ4年目の町田也真人。これがデビューから数えてリーグ戦51試合目でのJ2初ゴールとなった。昨年の天皇杯でプロ入り初得点を決めているが、J2の舞台では無得点。本人も先週の練習後に「(無得点で)どうにかなりそう」と話すほど、得点への欲求は高まっていた。それだけに、このゴールは何よりも嬉しかったに違いない。
6日の練習後にも振り返ってもらったのだが、実は母親がフクアリまで応援に駆けつけてくれていたそうだ。しかも、母親はテレビ中継に写っていたとのこと。町田が観客の声援に応えるシーンが番組の最後に出てくるのだが、息子の勇姿を間近で見ようと前方まで降りて来ていた。すると、その場面がちょうどいいタイミングでカメラに収められていた。「母親は嬉しいって言ってました(笑)」と町田も言うように、その意味ではダブルの親孝行になったのかもしれない。
(千葉担当 松尾祐希)
2015/07/06 19:54