今週に入り、負傷離脱していた選手が続々と戻ってきた。16日に行われた阪南大との練習試合で関口訓充が実戦復帰を果たせば、その後、橋本英郎と小暮大器も合流。19日は中澤聡太もゲーム形式の練習に加わり、これで、5月に手術を受けた藤本康太を除けば、残る別メニュー組は岡田武瑠のみとなった。
復帰戦を振り返って関口は、「ボールフィーリングは満足することはなかったけど、コンディションを戻すのに練習試合は大事」と話した。
外から見て具体的に課題だと感じた部分については、「終盤で疲れてくると、どうしても相手のボール保持者に対して、守備でファーストDFが行けていない」と指摘。「自分は攻撃と守備のパイプ役になれればいい。攻撃から守備、守備から攻撃のスイッチを入れる仕事をしたい」と自身の役割について言及した。
また、中澤は、「(復帰まで)長かった。ネガティブな気持ちになるときもあったけど、ここからは上を目指すだけ。いま(チームの)雰囲気は少し重いけど、練習からいい影響を与えて、チームの力になりたい」と語った。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/06/19 18:20