群馬のGK富居大樹が、今節(明治安田J2第17節)の北関東ダービー・敵地・栃木戦へ気持ちを高めている。
富居は昨年7月12日の天皇杯2回戦・群馬対栃木(0△0)で公式戦デビュー、再々にわたる好セーブでPK戦(3○0)の死闘を制した。以来、リーグでもポジションを奪取、富居にとって同試合は、プロ生活のターニングポイントとなった。
富居は「あの栃木戦はプロ選手としてのスタートとなった大事なゲーム。あの緊張感は忘れることはできない。リーグでは、グリスタで一度も勝てていないと聞いているのでアウェイで栃木を倒して敵地初勝利を挙げたい」と話す。
群馬のグリスタ戦績は6戦3分3敗(1得点8失点)で、鬼門となっている。鬼門突破のキーマンは、俊敏なシュートストップでゴールを死守する富居だ。
(群馬担当 伊藤寿学)
2015/06/05 20:08