宮崎で3次キャンプ中の山形は、今季もキャンプ地から直接開幕戦の地、愛媛に乗り込むことになる。
山形の開幕戦の勝率は過去5シーズンで1勝1分3敗と高くない。開幕戦直前までの長いキャンプを強いられることが大きな要因だが、その障害を少しでも取り除くべく、クラブでは宮崎キャンプ最後の1週間、ホテルの部屋をそれまでの二人部屋から一人部屋にすることを決断。「キャンプ中、ずっとプライベートな時間を持てなかったので、クラブに配慮していただいて、とてもうれしい」と奥野僚右監督も喜んでいた。
清水健太は「一人の時間を大切にしたいタイプの人間なので、すごく助かる」と歓迎。逆に「いざ一人部屋になると落ち着かなくて。寂しいんですよね」と話す比嘉厚平は、宮阪政樹の部屋に出かけていくという。
「一人部屋」作戦の効果はいかに。
(山形担当 佐藤円)
2013/02/27 20:18