前節・札幌戦(1●2)は敗戦を喫したが、後半だけでシュート9本を放つ積極性をみせた。試合の流れとしてパワープレー気味の展開が増えたこともあるが、56分に途中出場した斉藤大介が後半の流れを変えた試合だった。
シンプルに前線にパスを供給して横幅を使った展開もでき、そこに70分から出場した佐藤晃大が加わって裏のスペースを狙う動きが増えたことでシュートチャンスも増加。斉藤からのパスから佐藤の今季初ゴールは生まれた。
しかしながら、同点まではあと一歩及ばなかった。斉藤は「前節は相手よりチャンスを作れていたと思う。ただ、決めきることが足りていない。チャンスがまったくないわけではなかった。そういう所を決めきらないと勝ち点3は取れない。精度も含めて、シュートの意識を高めていきたい」と前節を振り返りながら、今節・磐田戦へ向けた意気込みを話した。
(徳島担当 柏原敏)
2015/05/29 18:01