19位の岐阜は今節、20位の水戸と下位同士の直接対決を迎える。
前節・大宮戦(0●5)後、「この負けを引きずったらズルズル行く」と強調していたラモス瑠偉監督。28日の非公開練習後にも「この水戸戦がすべて」と戒めながら「6ポイントが懸かってる」と語気を強めた。
それに加えて、負けられない理由がある。かつてともに日の丸を背負った盟友・柱谷哲二監督についても、指揮官は「非常に熱い人だし、サッカーをよく知ってる」と自ら言及。
チームを激しく鼓舞する姿から、闘将と呼ばれた両者。魂と魂のぶつかり合いに「僕とてっちゃん(柱谷監督)のぶつかり合いだけなら引き分けになるから大丈夫です(笑)」と交えつつ、闘志を燃やしている。
「水戸さんには柱谷という素晴らしい監督がいて、私のこともよう分かってる。分析力が抜群な人だし、岐阜は(前節の大敗を)引きずるんじゃないかなとか、けが人も多いからここがチャンスだぞ! とか、火をつけてるはずだよ。だからそこで、ウチは負けられない」
(岐阜担当 村本裕太)
2015/05/29 10:30