あのオウンゴールこそが勝因だった? 前節(明治安田J1・1st・第13節)の鹿島戦(2○1)は前半から苦しい展開のなか、森脇良太がオウンゴール。しかしその後、同点に追いつくばかりか逆転勝利を収めた。
宇賀神友弥は試合後、落ち込む森脇を見て「森脇くんがオウンゴールしなかったら0−0で終わったかもしれないし、0−1で負けたかもしれない。森脇くんが起爆剤になってくれたんじゃないの?」と言ったという。対して森脇は「ウガ(宇賀神)はすぐにそう言ってくれたし、監督も冗談交じりで同じことを言ってくれたので嬉しかった」とコメント。
ただ、宇賀神の言葉には続きが。「あれが森脇くんじゃなかったらズルズル行っちゃったかもしれないけど、森脇くんだからチームとして逆に盛り上がっちゃったんじゃないですか?(笑)」。チームメートにも様々な行動をネタとして扱われることが多い森脇。自身は「しっかり反省しないといけない」としたが、チーム内で「良いバランスを取っている」(宇賀神)ようだ。
(浦和担当 菊地正典)
2015/05/27 17:58