前節(明治安田J2第13節・福岡戦/0△0)の後半、左サイドの深い位置で、中美慶哉と小野寺達也が絡んで相手を完全に崩し切る場面を少なくとも二回作った。
短いパス交換の呼吸が抜群に合っている印象の二人だが、このシーンを小野寺に振り返ってもらうと、やはり、「(中美)慶哉とはどうボールを進めるかというイメージが合いやすいんです。練習中からですね」と返ってきた。
一方の中美も「(小野寺)達也さんとは練習中から、トン、トン、トン、という感じでやりやすいんです」と話す。
「じゃあ相思相愛だ」と、伝えると中美は「フフフ」と不敵な笑みを浮かべながらちょっと嬉しそう。
「まあ、僕のプロ初ゴール(昨年の磐田戦)も達也さんのアシストなんで。感じ合うものはあるんですよ(笑)」
二人の共通点はバルサ好きだということ。
「ピッチではできるだけ近くにいたい」と、最後の締めのコメントまで同じ。息の良さを見せつけた。
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/05/15 20:05