大学サッカーメルマガVol.140を配信しました。
今回の大学サッカーメルマガは、総理大臣杯2回戦より、「中央大-大阪体育大」「青山学院大-東海学園大」のマッチレポートを掲載しています。
以下、Vol.140より一部抜粋を転載します。
昨年の総理大臣杯の決勝と同カードとなった、2回戦の中央大対大阪体育大。昨年は、大体大が前半にあげたDF馬場将大のFKによる1点を守りきって優勝をはたしたが、今大会での対戦は中央大の雪辱戦となるのか、それとも大体大が連覇を狙う足がかりとするのかが注目された。
しかし、中央大の白須真介監督は「本当にリベンジというのならば、昨年のメンバーを連れてこないといけないと思っている。だから選手たちには、今日は昨年のリベンジではなく、この大会でもっと上に行くための試合なのだと言い聞かせた」という。その言葉どおり、この試合で勝利を引き寄せるキッカケを作ったのは、いずれも昨年の対戦で出場できなかった選手。後半から出場し、試合の流れを一気に変えたMF六平光成は「去年の試合に出ていない分、(相手に対する)変なイメージがなかった。それがよかったのかも」と振り返る。結果、3-1というスコアで大体大を突き放して快勝。わずか2試合で10得点をあげるなど、得点力の高さを見せつけた。
前半はどちらが有利ともいえない、少々間延びした試合展開になったことは否めない。ともに相手の裏を狙うシンプルな内容のサッカーを展開。ゴール前でしっかりとボールを収めることのできる皆川佑介がいる分、やや中大にチャンスシーンが多いが、大体大も田上勇輝の抜け出しや、FW伊佐耕平に合わせるシーンもあり、状況は一進一退。どちらに先制点が入ってもおかしくはなかった。
(続きはメルマガ本文に掲載)
「非常にポテンシャルの高いチーム。だが、もしかしたら第1試合がPK戦まで行ったことで、十分なアップができなかったのかもしれない。スタートにもたついてしまっていたが、本来ならもっとパワーのあるチームだと思う」。青山学院大・宮崎純一監督は、延長戦の最後まで自分たちを苦しめた東海学園大を、そう評した。
試合内容としてはほぼ互角。ラインを高くし、細かくパスをつないでゴール前に攻め上がる東海学園大と青山学院大は、どこか似た印象のあるチームだ。ただ青学大・宮崎監督がコメントしたように序盤にもたついた分、前半は青学大が先手を取る展開になった。「相手はうしろでボールを回しているだけだったから、そんなに怖くはなかった。しっかり対応できていたと思う」と青学大の左サイドバック・藪裕史朗も言う。
(続きはメルマガ本文に掲載)
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(BLOGOLA編集部)
2012/07/16 09:38