GK大谷幸輝が5月5日に行われたACLグループG最終戦、ブリスベン・ロアー戦を振り返った。
プロ入り11年目の大谷は期限付き移籍で北九州でプレーした昨年を除き、浦和で10年目になるが、ついに公式戦デビュー。1失点はしたものの、落ち着いたプレーと好セーブで2-1での勝利に貢献した大谷は、“浦和デビュー”したこと、そして勝利したことに「良かった。最初はちょっと緊張したけど、途中から落ち着いてやれてよかった」と安堵した様子だった。
去年、北九州で公式戦全試合にフル出場したことは、「絶対に大きかった」と経験を実感すると、さらに「尚史さん(土田GKコーチ)のお陰も絶対にある」と恩師に感謝した。ただ、大谷にとってこれはあくまでスタート。「これをマックスにしないで、ベースにしてやれればと思う」と言うと同時に、出場機会を得ることが難しいGKというポジションながら、「チームが勝つために自分ができることをやっていきたい」と意気込んだ。
(浦和担当 菊地正典)
2015/05/08 20:38