ACLグループF第5節・広州富力戦(5○0)から帰国後、別メニューだったパトリックも25日には全体練習に復帰。長谷川健太監督も「ベンチには入れる」と大事には至っていないことを明言する。
一方で、ACLで途中出場したリンスもキレを見せており、今季リーグ戦初先発の可能性も十分だ。「ベストメンバーで戦います」と言い切った指揮官だが、特定の11人=ベストメンバー、ではないのが今のG大阪の強みだ。あくまでも、戦えるコンディションの11人が長谷川監督のベストメンバーなのである。
リンスも「しっかりと備えて来たし、与えられたチャンスは生かしたい。ただ、まずチームの勝利に貢献するのが最優先」と殊勝なコメントを口にする。
「出番がなくても腐らないし、常に準備を整えている。こんな外国人はなかなかいない」と長谷川監督からの信頼も絶大だ。単なるスーパーサブでないところを、明治安田J1・1st第7節・新潟戦で見せつけたい。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/04/25 21:01