安田晃大に今季初スタメンの可能性が浮上してきた。23日に行われた紅白戦では、主力組のメンバーに入り、中後雅喜とダブルボランチを形成。この日の2トップである杉本竜士、アラン・ピニェイロを始めとした攻撃陣に好パスを送るなど、チームにリズムを与えていた。
「たくさんボールに触って、チームにリズムや攻撃のところでアクセントをつけて、フィニッシュの場面では上がっていきたい」(安田)。前節(明治安田J2第8節/0●2)の磐田戦で試合途中から今季初出場を果たしたばかりだが、スタメンまでありそうな今節。本人は、「チャンス」としつつも、「このチャンスを逃したとしても、自分がやることは変わらない。まずは自分のプレーをしっかりとするということだけを考えてやっていく」と静かに決意を語った。
(東京V担当 石原遼一)
2015/04/23 17:57