明治安田J1・1st第6節・山形戦(0△0)で、リーグ戦初となる先発出場を果たした前田直輝。ゴールこそなかったが、試合開始直後に決定機を作り出すなど持ち味の一端は見せた。
しかし、「得点もまだ1点(ナビスコカップ第3節・甲府戦/3○1)だし、チャンスメークしていると言われても、アシストなど目に見える結果を出していない」と満足する様子は微塵もない。
来年開催されるリオ五輪世代だけに、最大のアピールチャンスとなる今年に賭ける思いは強い。だからこそ「浅野(拓磨)や(野津田)岳人など同世代のアタッカーには負けたくない」と闘志を燃やす。今節のナビスコカップ・広島戦の出場はまだ分からないが、もしピッチに立つことがあれば、自らの存在価値をライバルの目の前で証明する覚悟だ。
(松本担当 多岐太宿)
2015/04/21 12:08