16日、三竿健斗は19歳の誕生日を迎えた。実は、兄の雄斗(湘南)と生まれた日が同じで、以前はいつもセットで祝われるのが常だった。ケーキは一つで、それぞれの年齢と同じ数字型のロウソクで飾り付け。兄が一人暮らしを始めるまでは、それが三竿家流で、今年は両親と三人で食事へ行ったとのことである。
そんな三竿が、ここ2、3週間で取り組んでいるのが、ヘディングの個人練習だ。グラウンドの上にあるネットにひもでボールを吊るし、ジャンプし頭で合わせる。
きっかけは、「土肥さん(土肥洋一GKコーチ)に『デカいのに弱いな』と言われて、冨樫さん(冨樫剛一監督)にも、『ヘディングは(年齢を重ねた)サッカー選手で一番伸びるところだから』と前に言われていた」から。それからはもともと井林章が高校時代から続ける練習法で、コツを教わりながらトレーニングを続けている。181㎝と身長はあるだけに、技術を身に付ければさらなるスケールアップが期待できそうだ。
(東京V担当 石原遼一)
2015/04/17 19:47