前節(明治安田J2・第6節/0●1)は長崎の堅守を破れずに敗れた栃木だが、ピッチ上には今季初めてイ・デホン、パク・ヒョンジン、ハン・ヒフンの韓国人3選手がスタメンで揃い踏みした。
通訳のチェ・ファンさんによると3選手はチーム加入から3カ月ほどウィークリー系のマンションで生活していたが、3月30日にようやくそれぞれが新居を確保したという。
パク・ヒョンジンは自炊するというが、この間も3選手は週に一度のペースで食事に出かけ、親睦を深めてきた。いつも場を取り持っているのは通訳のファンさんだ。
「通訳はただ通訳するだけなく、選手の心のケアをすることも重要なんです。デホンがケガをしたときや、ヒフンの心が折れそうになったとき(笑)などに食事会を設けてきたんです。そこで言いたいことを吐き出させて、一つひとつクリアにしながら次に進むのが大切です」。
栃木で成長しつつある韓国人3選手にとってファンさんの存在は欠かせないようだ。
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/04/07 19:26