3月27日、31日と2試合をこなした新生日本代表。その新たな日本代表に刺激を受け、「ぜひ(ハリルホジッチ)監督さんとお話してさせてもらいたい」と笑いながら語ったのは曺貴裁監督だ。
今回の2試合をしっかり見たと語る指揮官は、「迷ったら前に出る姿勢や数的優位で崩しにいくところ、スイッチの入るパスも増えていて、見ている人がワクワクするような場面が増えたと思う」と試合を分析。「われわれが大事にしているプレーを、あの場で実践してもらったことは勇気付けられるところがある。選手たちも自分たちがやってきたことが異質ではなく、こういうことがスタンダードになってくると実感しているのでは」と、日本代表の試合がチームにとって良い意味で自信になるのではないかと考えているようだ。
ヤマザキナビスコカップ前節・鳥栖戦(0△0)の前には、いままでよく見せていたドルトムントやレバークーゼンの試合ではなく、さっそくチュニジア戦(2○0)の映像を見せたという曺監督。目指すべき日本代表という頂は、今回の2試合を経て、湘南の選手たちにとってより近くに感じられる存在になったことは間違いない。
(湘南担当 林遼平)
2015/04/01 20:25