21日の明治安田J2第3節・福岡戦(2○1、札幌ド)で終了間際に相手GKのミスキックを拾い、約45メートルのロングシュートで劇的な決勝点を挙げた新加入DF福森晃斗。一躍ヒーローとなったが、「最後に僕がシュートをしただけ。チーム全員でつかみ取った勝利」と、あくまでもチームとしての勝利であることをあらためて強調した。
次節は難敵・大宮とのアウェイゲームが控えており、気を緩める様子もいっさいない。川崎Fでプレーした昨季も大宮戦に出場しており「チームの特徴はおおよそ把握している。チームメートに伝えていきたい」と力強く発してもいる。川崎Fからの期限付き移籍中だが「今はとにかく札幌のJ1昇格に貢献することしか考えていない」と、赤黒戦士として目の前のプレーに全力を注いでいく構えだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2015/03/25 20:57