前節・北九州戦でJ通算149試合に出場した福元洋平。150試合を目前に控え、「知らなかったですよ。でも、ありがたいというか、いろんな人に支えられて、“やっと150試合なんだな”とあらためて思います」と率直な感想を述べた。
苦しかった時期というのは特に印象深いのだろう。これまでを振り返る福元は、「千葉に在籍していた最後の年はほとんど出場できなかったですし、J2に降格して“結果結果”となって自分で自分を追い込んでしまったこともありました」と苦い思い出を吐露した。
ひょっとすると、1年でのJ1復帰を掲げて結果が求められる徳島の現状は、苦しい時期と重なる部分もあるのかもしれない。今季もプレッシャーを少なからず感じていることは容易に想像はつくが、「支えてくれている人の気持ちや状況も理解しています。その上で楽しめるくらい責任を持ってやりたい」と、自分自身としっかり向き合えている様子だった。
(徳島担当 柏原敏)
2015/03/18 18:37