終盤の2失点で1-3の敗北を喫した前節(明治安田J2第2節)・C大阪戦からの立ち直りを目指す大宮は、ホームに戻って今節・京都戦に向けた準備を始めている。
大宮には渡邉大剛、片岡洋介、横谷繁と元・京都の選手が3人おり、横谷は移籍1年目ながら開幕2試合連続で先発している。C大阪戦では1.5列目で先発した背番号17は、その際の反省から「ボランチからの縦パスをもうちょっと欲しいと(ボランチに)言った」と周囲への要求を明確にしており、停滞気味の攻撃を改善するための突破口として期待が懸かる。
その横谷が京都戦で楽しみにしているのが、ファン・テソンとの対戦だ。ファン・テソンは昨季、負傷の影響で出場ゼロ。「1年くらいリハビリを頑張っている姿を見ていたので、今季から先発を取って頑張っている姿を見るのはうれしい。対戦相手として本気でぶつかり合いたいと思う」(横谷)。ピッチに戻ってきたかつてのチームメートとの真剣勝負に向けて、静かに燃えている。
(大宮担当 片村光博)
2015/03/18 07:00