長崎への一年半の期限付き移籍を経て、今季から再び仙台でプレーする奥埜博亮。明治安田J1では開幕から2試合連続で先発出場を果たし、活躍している。「柏戦(J1・1st第2節/1△1)では、個人的にはボールを奪ったあとにミスをしてしまったので修正したいし、もっとシュートを打ちたい」と、次の出番に向けて意欲を燃やしている。
次の公式戦は、18日に第1節を迎えるナビスコカップだ。奥埜は仙台大在籍時の10年に、JFA・Jリーグ特別指定選手としてナビスコカップ第2節・京都戦(1△1)の終盤に出場。これが彼にとっての“J公式戦デビュー”だった。また、プロ1年目の12年には、同大会の第5節・広島戦(3○1)で公式戦初先発を果たした。
「一試合一試合を大事にして、まずは決勝トーナメント進出を目指します。どのゲームでも良い準備をして臨みます」という奥埜には、この大会で新しい記録を刻むことを期待したい。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/03/16 18:02