今季、新たにゲーム主将を務めるのは磐田に5年ぶりに復帰した上田康太。8日に行われた今季開幕戦のホーム・北九州戦(3○1)の試合前ミーティングの際、名波浩監督より指名された。
昨季の“名波・ジュビロ”では、前田遼一(現FC東京)がゲーム主将を務めたが、このオフに移籍。今季、開幕前の対外試合では複数の選手がキャプテンマークを巻き、新主将を模索していた。
名波監督は上田を新主将に指名した理由を「消去法です」と説明しているが、もちろんこれは名波流“愛のムチ”。自身が磐田で現役時代に背負ったナンバー『7』を、今季より継承した上田への期待は大きい。
上田は、昨季所属した岡山でもキャプテンを経験。「“闘将”というわけにはいかないと思いますが」と前置きした上で、「攻守両面で声を出していかなければいけない、ということだと自分なりに解釈している。チームが良いときも悪いときもしゃべっていきたい」と意気込みを語った。
(磐田担当 南間健治)
2015/03/14 07:00