開幕戦(明治安田J1・1st第1節・仙台戦/0●2)で右WBの山田拓巳が左膝を負傷し、長期離脱が確定。次の右WBの最短距離にいるのが宇佐美宏和だ。開幕戦翌日の練習試合でも右ウイングバックで90分間プレーした。
今季、湘南から加入した宇佐美だけに、次節の相手・浦和が開幕戦で対戦した相手・湘南の目線で浦和のプレーをすでにチェック済み。「前半は結構主導権が取れ、奪ったあと人数をかけてビッグチャンスもあった」一方、「出ていったあとのスペースを使われて失点につながったり、そこでボールを収められたりということがあった」と分析した。
一昨年には自身も浦和と2度対戦しているが、右WBでプレーしたJ1第27節では、宇賀神友弥とマッチアップ。「宇賀神はなるべく前に出したくないので、そこのポジション争いという部分で自分が高い位置を取れれば」とし、「槙野(智章)選手や森脇(良太)選手が上がってきたときにどう対処するのかとか、自分の中でイメージしながら練習している」と対戦を楽しみにしていた。
(山形担当 佐藤円)
2015/03/12 07:00