3日、AFCチャンピオンズリーグのグループE第2節・柏レイソル×ビン・ズオンが、日立柏サッカー場で行われる。柏は第1節にアウェイで全北現代と引き分け、日本勢では唯一の勝ち点を得た。
全北戦は相手のオフサイドが12回あり、ネットを2度揺らされつつ“旗判定”で取り消される展開だった。吉田達磨監督は「オフサイドに救われたという言い方を(聞いて)、僕らの間ではちょっと笑い話になった。オフサイドはオフサイドですので。オフサイドを取ろうとしているのでなく、しっかりとみんながそこに集中して取り組んでいる。われわれはまったく救われたなんて思っていない」と、全北戦の勝ち点1を“実力”で勝ち取ったことを強調していた。
指揮官は明日対戦するベトナム・チャンピオンについて「前線に脅威のある選手がいて、とてもオーガナイズされた、ACL出場にふさわしいチーム」と警戒しつつ、「ホーム日立台で行われるACLの初戦ですから、いいプレーと、勝ち点3を必ず取りたい」と強調する。
GK菅野孝憲が警戒するのは前線のアフリカ人選手だ。「特別なタイミング、無理な体勢からでも打ってくる選手がいる」(菅野)と、その実力にインパクトを感じている様子だった。
(柏担当 大島和人)
2015/03/02 20:02