16日、C大阪は、来季の新監督として、2006年に鹿島でも指揮を執ったパウロ・アウトゥオリ氏に決まったと発表した。契約期間は2015年2月2日~2016年1月1日。
ブラジルで直接交渉にあたっていた大熊清強化部長は、ブラジル時間の13日午前に3度目の交渉に臨み、日本時間15日夜に帰国。正式決定した16日、舞洲のクラブハウスに姿を見せた。
「(交渉は)簡単なものではなかった。大物の方なので。よく決断していただけた。若手を育てることにやりがいや興味を持ってもらい、チームの色と一致したことが大きいのかなと思う。“育てながら勝つ”というクラブのビジョンにも共有していただけた。U-18が(高円宮杯チャンピオンシップで)優勝したことも大きい。ただ、(説明する前に)セレッソや日本のことも結構知っていました。(コーチなど組閣については)未定。追って、お知らせすることになると思います」(大熊清強化部長)
また、選手との契約交渉にあたっている宮本功強化本部長も、「監督が決定して本当に良かった。軸ができた。ここからは選手(の慰留)に全力を注ぐ」と安堵の気持ちを語った。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/12/16 17:05