最終節・千葉戦(0●1)の試合終了間際に退場処分を受けた山本翔平は、敵地・長野でおこなわれたJ2・J3入れ替え戦の第1戦に出場できなかった。
よって、山本はその入れ替え戦・第1戦はテレビで観戦。「自分の最終節での退場でチームに迷惑をかけていたので、あとはもう(チームに)勝ってくれと願うだけだった」と、敵地で戦うチームメイトの健闘を祈るしかできない状況に複雑な心境を明かしながらも、「もう少しバトルの部分が出れば相手はもっと嫌がるかなと思った」と試合は冷静に分析もしている。
とはいえ、やはり自らの無力さを感じるテレビ観戦は「イヤやった。ドキドキするし、観るよりは(試合を)やるほうがラクやな」という。ピッチでこそ燃えるのが讃岐一のガチンコ男は、出場停止の処分も解ける第2戦は出場が濃厚。「(第2戦に)使ってもらえるなら、出ていた選手の代わりに出るということになる。その選手やメンバーに入りたくても入れない選手の分まで背負ってやる」。いつも以上に燃えたぎる闘志を胸に丸亀のピッチに立つ。
(讃岐担当 松本隆志)
2014/12/05 14:23