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2年目のMF中原彰吾が来季のゴールラッシュに向けて早くも意気込んでいる。シーズンは既に終了したものの、2日も寒空の中、精力的に汗を流した背番号32は「来季は何としても得点を決め、今年外した分も取り返したい」と言葉を強めた。
今季はシーズン序盤こそ出場機会に恵まれずも、バルバリッチ監督就任後は主軸へと台頭。13試合に先発出場を果たすまでとなった。ただし、決定的なチャンスにシュートを外す場面も目立ち「もっと精度を高めていかなければ…」と反省しきり。J1昇格の可能性が消滅した第41節・福岡戦(2△2)後に涙を流して悔しがっていた姿も印象的だ。と同時にチャンスに絡む回数が増えたとも言えるわけで、「裏に抜け出すプレーもできるようになってきた」と手応えもある。「来季も試合に出て、次はしっかり決めたい」とすでに闘志は高ぶっている。
その際のゴールパフォーマンスも気になるところだが、「とにかく得点を決めることしか考えていない。パフォーマンスのことを先に考えていては、周囲から叱られてしまう」と気の引き締まり具合も人一倍だ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2014/12/02 19:08